ドローンの農業での利用拡大に向け、令和元年7月に大幅な規制緩和が行われています。以前は、農林水産省の外郭団体である農林水産航空協会に機体を登録し、協会の指定講習所で受講することが必要だったようです。
現在では、「国土交通省航空局で飛行の許可・承認」を受け、「無人マルチローターによる農薬の空中散布に係る安全ガイドライン」及び「航空局で承認を受けたマニュアル(空中散布)」に従って農薬の空中散布をすれば良いようです。
農林水産省のパンフレット「ドローンによる農薬等の空中散布を行う際の手続き・留意事項について」が分かり易くまとまっています。
「無人ヘリコプターによる農薬の空中散布に係る安全ガイドライン」に準じて、地方局産業振興課(県外業者は、県庁農産園芸課)に「愛媛県無人航空機利用技術指導要領」に基づき、計画書等を提出することが求められています。
詳細については、「航空局標準マニュアル(空中散布)」の13、14ページをご確認下さい。
※参考資料
「無人航空機による農薬等の空中散布に関するQ&A(使用者向け)令和2年5月7日付け農林水産省消費・安全局植物防疫課」に細かな疑問点についての回答が載っています。
また、「ドローンで使用可能な農薬」が掲載されています。
ご参考までに。
色々な会社で開発が行われています。以下にリンクを張りますので、参考にして下さい(アイウエオ順です)。
・石川エナジーリサーチ(http://ier.co.jp/)
Agri-Flyer(アグリフライヤー)
・エンルート(https://enroute.co.jp)
AC1500 AC940D
・スカイマティクス(https://skymatix.co.jp/)
X-F1
・DJI(https://www.dji.com/jp)
MG-1 T20
・TEAD(https://www.tead.co.jp/)
TA408 DAX04
・東京ドローンプラス(https://tdplus.jp/)
ヘリオスアグリ10 ヘリオスアグリ5
・東光鉄工(https://tokouav.jp/)
TSV-AH2 TSV-AH1 TSV-AQ1
・ナイルワークス(https://www.nileworks.co.jp/)
Nile-T20
・MAZEX(https://mazex.jp/)
飛助MG 飛助DX 飛助Ⅲ
・丸山製作所(http://www.maruyama.co.jp/products/42/index.html)
スカイマスター MMC1501 MMC940AC
・ヤマハ発動機(https://www.yamaha-motor.co.jp/ums/)
YMR-08
(ご注意) この記載に従って、農薬の空中散布を行った場合に被った被害について、当方は一切責任を負いません。必ず、ご自分で諸法令をご確認頂き、ご自分の責任において行って下さい。よろしくお願いいたします。